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救命率を高める胸骨圧迫とAED
心臓突然死の現状
心室細動からの救命には迅速な心肺蘇生と電気ショックが必要です。
電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下します。
119番通報をしてから救急車が到着するまでの平均時間は約8.9分です。
それまでに適切な応急手当が実施されれば、より救命できる可能性が上がります。
救急隊が到着するまでに応急手当が実施されている場合、
1ヵ月後の生存者数の割合は約1.9倍に上がります。
救急隊や医師を待っていては命を救うことはできません。
突然の心停止を救うことができるのは、その場に居合わせた「あなた」しかいないのです。
※1) 総務省消防庁:令和3年版救急・救助の現況
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蘇生の手順
胸骨圧迫(心臓マッサージ)の開始と継続、AEDの使用
傷病者を発見 | まわりの安全を確認して近づく |
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反応(意識の確認) | 肩をたたきながら声をかける |
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119番通報 AEDの手配 |
119番(救急車の要請)・AEDの手配・人をたくさん集める |
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呼吸の確認 ▼ 胸骨圧迫開始の判断 |
“呼吸がない”または“正常でない呼吸”の場合は、心停止と判断したら (呼吸の確認…確実に胸が上がっていますか?) ▼ ただちに胸骨圧迫を開始(胸骨圧迫のみで可) (呼吸の判断に迷った場合も胸骨圧迫を開始) |
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胸骨圧迫 | 胸の真中の平らな所(胸骨)の下半分を、 強く!速く!絶え間なく!
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胸骨圧迫 |
電気ショックの後はただちに胸骨圧迫を再開する。 (電気ショックを行わなかった場合も呼吸と反応がなければ胸骨圧迫を再開する。) その後2分毎にAEDが電気ショックが必要かを調べるので、指示に従う。 |
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(繰り返す) | とにかく胸骨圧迫の中断を最小限に、蘇生するまで繰り返す |
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- 目的と注意
- ・卒倒直後は心室細動であることが多いですが、心室細動の唯一の治療はAED(電気ショック)です。
- ・AEDの役割は心室細動を止めることであり、心臓を動かす器械ではありません。
- ・電気ショック後の心臓は、直ちに動き出すわけではありません。
- ・心臓や脳に血液を送るためには、AEDだけではなく胸骨圧迫が必要です。
いち早い心肺蘇生の大切さについて知っていただくために
心臓突然死の現状や胸骨圧迫とAEDの効果、救命措置の流れを説明されています。
はーとサポーター章をつけていただく際にぜひご覧ください。
「よくあるご質問」のページには、救命措置をする上で皆さんが一度は不安に感じられたことについて、わかりやすい回答が掲載されています。
AED隊として大会を支えていただいている大阪ライフサポート協会のホームページ。
心肺蘇生の中でも最も重要な『胸骨圧迫とAEDの使い方』を短時間で効率よくPUSH講習会の情報や、PUSHプロジェクトの活動を案内しています。
WEBで応急手当を学習できるホームページです。
かわいいキャラクター「ボジョレー」の声と動きに合わせて、楽しみながら応急手当の手順を学べます。
心肺蘇生に関するテストもありますので、ぜひチャレンジしてください。
緊急時にためらうことなく応急手当を実施できるよう、わかりやすい動画でバイスタンダー(そばに居合わせた人)をサポートするアプリケーションです。
命を救うサポートツールとして、ぜひダウンロードしてください。